WCAN「基礎を学びあなたの写真をレベルアップ!ワークと座学でたっぷり写真と撮影を考える1日」に参加してきました

岡田さんの写真の話が聞けるという事で、久しぶりにWCANで勉強をしてきました。
僕が本格的に撮り始めたのは、10年前のWCANで岡田さんのセッションを聞いたことが、大きなきっかけになってる部分があるので、それから10年ずっと撮り続けてきて、またこうして参加できる機会があって良かったです。

今回は午前中に写真の基本的なことを学び、午後からは実践的に出された3つのお題に対して、3人ひと組みでチームを組み、街に繰り出して写真を撮りました。制限時間は2時間半、この短期間にどんな写真が撮れるのか、どんな被写体と出会うのか、非常にエキサイティングな時間となりました。その後、教室に戻りLightroomのお話、そして最後に撮った写真を参加した全員で鑑賞すると流れでした。20名以上参加していましたが、知らない方ばかりだったので自然に力が入りました。

午前中の講座はカメラの基礎で知っている内容も多かったのですが、それでも内容を整理をして話を聞く機会はあまりないため充実した時間になりました。

そして午後の実践。今回出されたお題はこの3つでした。
・「おいしそうなランチの写真」を撮る
・「名古屋っぽい感じ」を撮る
・「緊張感」を撮る

3人ひと組みでチームは組みますが、写真はそれぞれ自分の作品を撮ります。自分の頭の中で、何を撮るか組み立てながら、制限時間ギリギリまで粘りました。ということで、撮れた写真をコンセプトと共に残しておきます。

1つ目のお題「おいしそうなランチの写真」を撮る

美味しく撮るというテーマに添い、ラザニアを主題にしつつ自然光を意識して撮りました。ラザニアの輝り、野菜のみずみずしさ、フランスパンの周りのサクッとした感じが出せたので、この写真を選びました。このお店を選んでくれたのは一緒のチームの方だったのですが、窓際席で光がバッチリだったのと、食事自体が美しかったので、このお店に入れて本当に良かったです。



2つ目のお題「名古屋っぽい感じ」を撮る

これは対の写真にしました。

1枚目:名駅の表
名駅の表(桜通側)での一枚。街が明るく慌ただしく人が行き交い、華やかな感じを狙いました。この写真は、駅裏のモノクロの写真と対になっています。写真に動きを出したかったため、絞りを絞ってシャッタースピードを落としました。信号待ちから人が動き出した時に「これだ」と思い、瞬間的にシャッターを切ったのですが、普段から絞り優先で撮っていますので、シャッタースピードを絞りでコントロールしました。撮り方を割り切ったことで機会を逃さずに撮れた一枚です。

2枚目:名駅の裏
名駅の裏(ビックカメラ側)での一枚です。名駅表(桜通側)に対して、昔からある様な雑多な街並みが印象的で、名駅の表と裏が表現できればと思い「名駅表の人が行き交う交差点を渡る写真」と対で撮りました。この名駅の表裏の差は、大都市の主要駅でありながら地元の人達の営みを残す名古屋らしいところだと思っています。表と対比したかったので、こちらでは写真に重さを出すためにモノクロにし、コントラストをあげ、Lightroomにて黒をより黒くしています。表の人達が歩いている人達が大半だったのに対して、裏は自転車の人もいたので、その辺りも意識して撮っています。


3つ目のお題「緊張感」を撮る

制限時間内に撮らなければいけない焦りから緊張しており「上手く撮れないかも…」という状況をインスタにアップしたところ、「いいね」をいただいたというひとコマ。自らの状況から生まれた一枚です。


最後に

制限時間内にお題にそった写真を撮るって、すごく刺激的で頭フル回転しました。
良し悪しや個人の好みもありますが、限られた時間の中で直前に出されたお題に対して、試行錯誤しながら撮れたことはすごく勉強になりました。最終的に選ばなかった写真の中にも、自分的には好きなものが幾つかあったのであげてみます。いつもより枚数少ないのに歩留まりが高かったのは、意図を持って撮っていたからかもしれません。






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