PENTAX SP 修理完了


PENTAX SP の電池蓋が水銀電池の液漏れで固着して電池交換ができず、今まで露出計が使えませんでした。露出計は最後の砦ですが、これで動けば晴れて完動品になるので、一連の SP 修理も一段落という感じです。


まずは電池蓋を外そうとしましたが、固くてびくともしません。どうにもならないので力技で蓋を壊したのですが、結果的には使い物になりませんでした。そこで電池室ごと変えてしまおうと、大須でジャンクを入手して裏蓋ごと交換しました。
上の写真は今回新しく用意した「電池蓋・電池アダプター・電池」です。当時使われていた水銀電池は、すでに生産されていない為、LR41を電池アダプターを介して使用します。ちなみに電池蓋と電池アダプターは長谷川工作所さんで購入しました。送料・税込で1000円です。(電池除く)



そしてあっという間に作業完了。電池をセットして、マウントの左側面にある SW のレバーをカチッと上げると、無事ファインダー内の露出計が動き出しました。この感覚最高ですね、ニヤニヤしてしまいます。これでもう何も不便はありません。

全て自分で直したという満足感は大きいです。今思えば2月末に松屋カメラさんに行った事がきっかけで、カメラ修理を始めたわけですが、正直ここまで出来ると思っていなかった。あとは1枚でも多く良い写真を撮りたい。それだけです。


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