ZD25mm f2.8 パンケーキレンズ
今日なんとなくキタムラのネット中古をみていたら、近所のキタムラにZD25mmの中古が安く出ていました。中古相場からいっても1〜2割程度安い。このレンズは2008年頃に発売となった 95g の極薄レンズで通称パンケーキレンズと呼ばれています。発売当初は人気が高く待ちが出る程でした。程度もABだしこれは見に行くしかないと、速攻でお店へ向かいました。
というのも最近子供の写真をよく撮るのですが、外出の際に子供の荷物が色々と増えたので、大きなレンズのついた一眼だと邪魔になる事があります。
そこで綺麗に撮れて持ち運びやすいハイエンドなコンデジを探していましたが、どうしても欲しいカメラになると結構なお値段がしてしまいます。そこまでお金出す予算もない…けど子供の写真であまり妥協はしたくない…なんて迷宮入りしていた訳です。
そんな時に救世主となったZD25mmですが、実際に店頭でみると外観は少し汚れていましたが清掃すれば綺麗になるレベル。レンズは軽いチリが数点だけで全然問題無しです。自分のカメラで試し撮りもしましたが、予想以上に良い写りをしたのと、分かっていても軽さにやられました。という事で購入決定。
あぁ急展開です。でも安く手に入ったので結果良かった。この安さはいまだ答えのでないフォーサーズの運命（？）なのかもしれないけど、いちユーザーとしては得をした気分です。
雨が降っていたので試し撮りとはいきませんが、せっかくなので帰りの車内でテスト。十分満足出来る写りです。色や写りはZD14-42mmの標準ズームに似ている印象。まぁスタンダードレンズなので、いつものZD14-54IIやZD50の様なハイグレードレンズみたいには撮れませんが、それと引き換えに考えても軽さのメリットはすごい。
結構寄れます。カタログスペックでは20cmまでいけるようです。案外マルチに何でもこなせそう。フォーサーズの25mmという画角も35mm換算で50mmなので、標準域の単焦点レンズとして非常に使いやすいです。
ボディ（E-510、電池含む）と合わせても650g位なので山歩きにも良さそう。レンズが大きくないので邪魔にならないし、軽いので斜め掛けしても首に負担が掛からない。普段はこれを使って、写真にこだわりたい時は本気用にレンズを1本ザックに入れておけばいい…画角はかぶるけど用途で分けるとするとシステム的にはありだ。
以前ネット上で湾曲が気になるという噂もあったので、風景を撮った時にどれだけ目立つかがひとつの見極めポイントかもしれない。逆光に強いかも気になる。まぁレンズのクセを早く掴める様に数を撮らないとね。この辺はまた試してみようと思いますが、すでに山での選択肢はこれしかないと思い始めています。もっと早く買えば良かった。
