フィルムスキャナ

フィルムのコストを減らす為に、自分でスキャンする事にしました。といっても僕はフィルムスキャナを持っていません。そこでKenko KFS-500というお手軽スキャナを買ってみました。


このスキャナはCMOS 500万画素という、ひと昔前のデジカメの様なスペックですが、機器にフィルムを差し込んで数秒で取り込める優れものです。要はライトボックスの上にフィルムを載せてデジカメで撮っている様なものなんだと思います。
で、これを選んだポイントとしては下記になります。

・安価(amazonで5000円以下)
・USBのバスパワーだけで動く
・高速スキャン
・そこそこの画質
・場所をとらない

このうち「そこそこの画質」だけが微妙ですが、それ以外は大変満足できる製品です。気になる画質ですが、フジカラーの同時CDなどと比べると正直つらい部分があります。色補正してもカラーノイズが出たりして結構難しいです。


■取り込んだまま
03-15-2013_12


■ホワイトバランスとカラーノイズだけDxOでざっくり補正


03-15-2013_12_DxO


少し赤いかな。まぁ見れる様にはなりましたが、フィルムの粒子とは違うざらざらが残ってしまいます。輝度ノイズも少しさわった方がいいかも。と、少し画質に満足しきれないところもありますが、普段フィルムを取り込むには手軽で良いかなと思います。


■EPSON GT-F520
後日、ハードオフに寄ってみたら1500円という格安でこのスキャナを見つけました。場所はとりますが、値段につられて買ってしまいました。


4_DxO


なかなか良いです。取り込みが4コマずつなので手間ですが、色の再現性は高く感じます。Kenko KFS-500の色補正の手間を考えると、掛かる時間はあまり変わらないかも。


■フジカラーの同時CD
FH000012_DxO


最後はフジカラーの画像ですが、上のEPSONとさほど変わらない気がします。これくらいなら個人的にはEPSONでOKです。結果的にスキャナ2台に合計6000円程かけてしまいましたが、簡単にKenkoで取り込んで、気に入ったものだけEPSONで取り直すとか、それぞれ使い分けするという事でしばらく遊んでみようと思います。



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