たまに使いたくなるやつ
息子の風邪は落ち着きひと安心ですが、僕も嫁さんも風邪がうつってしまった様で咳が出るしノドが痛いし熱っぽい。二人とも花粉症なので花粉かもしれないけど、しんどいのに違いは無いです。
で、本題ですが、普段使わないのに、たまに使いたくなる物ってあります。僕にとってKONICA KD-400Zもその一つで、たまに引っぱりだしてきては、少し使ってまた放置なんて事を繰り返しています。
以前このブログにも書きましたが、このカメラ10年以上前のものなので、デジカメのスペックとしては物足りない物なんですが、これがスペックでは語れない、なかなか良い写真が撮れる時があり、自分の中では名機だと思っています。
ヘキサノンレンズだからなのか画像処理がうまいのか、線が細くシャープでその場の空気感が写るし色のりも悪くない。ファームウェアを上げてから露出もホワイトバランスもそこそこ正確で、暗所はしんどいですが条件が揃えば良い絵になります。豆粒大ですがファインダーが付いているのも良い。
こだわりのヘキサーのシャッター音ですが、offにできるのでほぼ無音にする事ができます。シャッター音をoffにすると、「チッ、ピピッ」と聞こえない程の小さな音が鳴るだけなので、寝ている子供も起こさなくて都合がいい。起動も当時世界最速と早いのでレスポンス良いです。ただ、撮影画像を確認する等の操作系のレスポンスは恐ろしく遅いです。まぁ最近マニュアル機でフィルムで遊んでいるので、不便を楽しむという考え方もアリだったりして、多少の使いづらさは味として考える様にしています。
たまにと言わずもっと使ってみよう…
という事でお昼の休憩中に撮りに行ってきました。
写りはそこそこシャープなのですが、不思議と写真としての印象は落ち着いた柔らかい雰囲気になりました。木々・葉っぱが沢山あっても、うるさい感じは無く全体としてまとまっている感じがします。
まぁ当時のライバル機種も覚えてないし、このカメラがどの様なポジションだったのか記憶に無いですが、今使ってもハッとする写真が撮れるそんなカメラだと思います。