OM-D E-M1の初撮りまとめ
先日からこのブログにE-M1ネタばかり書いているからか、E-M1関連で検索されてくる方も多い様なので、ちょっとまとめてみようと思います。
E-M1を手に入れてから2日間試し撮りに行ってきました。まだマニュアルフォーカスのオールドレンズしか試せていないものの、僕が今まで使ってきたオリンパスのカメラの中では、ダントツに良いカメラだと思います。
という事で、☆5つ満点でダラダラと書いてみます。
【画質】☆☆☆☆☆
試し撮りではオールドレンズを使っているので、もしかしたら画質的に誤解される部分もあるかもしれませんが、オールドレンズの微妙な味の違いがでているのは、E-M1が素直な絵作りをしているからなんだと思います。
最近のオリンパス機に比べると絵作りは自然な印象で、透明感があって好みです。この透明感は以前愛用していたE-510に通じるものがあり嬉しい発見でした。また、古いレンズでもピントが合えばシャープになるので、解像感としては満足出来るレベルだと思います。フォーサーズレンズで撮るのが楽しみになります。ただ、最近の機種に慣れた人は、あっさりしていて物足りなく感じる部分もあるかもしれません。
E-5よりヌケが悪く感じるのは、解像感のアップに加えダイナミックレンジが広がった事で、絵としてメリハリが出にくい事が多少影響してるんじゃないかと思ったりもします。これはコントラストを上げるなり、何か設定を変えれば改善出来そうな気もします。
またそのうちE-M1も定番設定が出てきて、盛り上がったりするんでしょうか。E-620あたりで止まっている僕は、オリンパスのカメラって設定をいじくってなんぼだと思っているので、このあたりの情報が出てくると面白くなってくると思います。
【大きさ】☆☆☆☆☆
ボディがコンパクトで僕の手では小指が余るため、パワーバッテリーホルダーを同時購入しました。パワーバッテリーホルダーを装着すると非常に持ちやすく、付けっぱなしの状態になっています。コンパクトにしたいなら外せば良いだけなので、適材適所をある程度一台でこなせそうな印象です。本体とパワーバッテリーホルダーのバランスも良いと思います。
パワーバッテリーホルダー利用時は、本体のバッテリーを外しパワーバッテリーホルダーに入れる事が出来ます。バッテリー1つでも利用出来るので、ホールディングの為だけにパワーバッテリーホルダーを付ける事が出来ます。
【ファインダー】☆☆☆☆☆
気になっていたEVFですが、E-M1のEVFは素晴らしいと思います。元々OVF派でしたが、今となってはOVFのE-M1を想像すると、魅力が減ってしまう印象すらあります。こればっかりは個人の好みもあると思いますが、他のEVF機で「うーん…」となった人も一度は試してみる価値はあると思います。
もちろんOVFの方が綺麗に見えますが、コンパクトなカメラに大きなファインダーというのは、まるでOM-1の様な感覚です。個人的には最大の動きものが子供ですが、子供の動きくらいならマニュアルフォーカスでも対応出来る仕上がりになっていると思います。
【手振れ補正】☆☆☆☆☆
これは強力です。大体のケースが手持ちで何とかなりそうな気がします。これだけ手振れが効くとISOを上げなくても大丈夫なシーンも増えそうです。
【高感度】☆☆☆☆
ISO1600まで使えるので個人的にはこれで充分です。強力な手振れ補正もあるし。メーカーには高感度耐性を頑張るより低感度の質を上げて欲しい。画素数での比較や高感度の比較は僕にはあんまり必要ないです。希望を出すならISO AUTOにISO100を入れて欲しい。
(後日追記:使っているうちにISO3200まで常用する様になりました)
【バッテリー】☆☆☆
一日に200枚ほどしか撮っていませんが、バッテリーのメモリは1つも減りませんでした。350枚くらいが上限の様ですが、まだそこまでは試せていません。もし事実だとするとちょっと物足りない気もします。
(後日追記:300枚程撮ってもメモリが減りません。案外枚数撮れたりして)
【総評】☆☆☆☆☆
個人的には☆5つのカメラです。何より撮っていてい楽しいし、実際に好みの写真が撮れているので、本当に買って良かったと思います。長く使える良いカメラに出会えたと思います。
ちなみに試し撮りでは、古いレンズで何も基準にならないので、初期設定のままでノイズリダクションだけoffにしてRaw撮りしました。現像時にも何もさわっていません。(露出すら…)古いレンズなのでフレアが出たりと、参考にならない部分は多々ありますが、何かの足しにしていただければ幸いです。
・OM-D E-M1試し撮り in 春日井市都市緑化植物園
・OM-D E-M1試し撮り in 戸田川緑地
・OM-D E-M1 ファーストショット
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