Ai AF Nikkor 180mm f/2.8D IF-ED試し撮り
今朝起きると、これぞ台風一過という様な晴天になっていました。
こんなに気持ち良い空を見ると「昨日購入したNikkor 180mm f2.8Dを試したい!」とウズウズして仕方ないので、仕事にD600とレンズを持っていき昼休みを使ってパチパチっとやってみました。
1994年から発売しているレンズなので、最新のレンズと比べると数値的には劣るかもしれませんが、しっかり解像しながらもマイルドな雰囲気が出せるのは良いですね。オリンパスのレンズはデジタル専用設計なのでカリカリに解像しますが、こちらはフィルム時代のものなので、少しやわらか目のトーンで味わいがある写真が楽しめそうです。あとコントラストも高くて色乗りは良いです。
ちなみに銀杏の実が可愛らしく見えますが、実際は悪臭漂いすごい事になっていました…。
逆光で。盛大にとんではいるものの、普段からタクマーなどのオールドレンズに慣れているからか、予想よりは随分マシでした。ゴーストやフレアは味という事にしておきます。
当たり前ですが絞ればしっかりします。悪くないですが少し歪んでるような気もします。
これだけ木々があると背景がうるさくなりますが、うまく分離出来ているでしょうか。
木漏れ日逆光。山だとこんな場面もよくあります。
といった感じで無秩序に撮りましたが、なんとなく雰囲気は掴めた気がします。扱いが難しいので練習は必要ですが、評判通り素晴らしいレンズだと思いました。しっかり撮れば答えてくれる、自分の腕をもっとあげたくなる、不思議な魅力を備えた面白いレンズだと思います。精進しないとな…。