AF Nikkor 50mm f1.4Dを手に入れました
D600用に以前から欲しかった50mmの単焦点を購入しました。50mmは標準レンズと言われるだけあり選択肢も多いのですが、迷いながらも中古良品のAF Nikkor 50mm f1.4Dにしました。
AF-S 50mm f1.4GやAF-S 50mm f1.8Gが出ているなかで、なぜ1.4Dなのかというところですが、今使っているSIGMA 35mm f1.4 DGが開放からシャープで解像度が高く、AF-S NIKKOR 24-85mm 3.5-4.5Gのズームレンズも最新レンズとしてきっちり撮れるので、50mmは対照的に遊び要素も含めて柔らかい描写のレンズが欲しかったという感じです。
ボディー内蔵のモーターを使う為、AFのf1.4なのに軽量コンパクトという事もメリットだし、中古で程度良好のものが安く手に入るということもポイントが高かったです。Nokton 58mm f1.4やPlanar 50mm f1.4も考えましたが、とりあえず50mmの単焦点は1本目なのでAFにしておきました。
さて、写りの方はというと、評判通り開放付近では緩く薄い光のベールがかかった感じになります。逆光にも弱くフレアやゴーストもすぐに出ます。色収差もあるので気にする人は、f2.5くらいまで絞って使ったほうがいいかも。僕はf1.4〜f.2.5くらいのところが使いたくて、このレンズを選んでいるので、単純にオールドレンズの様で楽しめました。
当たり前ですが、絞ればシャープになりちゃんと解像度の高い単焦点レンズとして役割を果たしてくれます。表情が変わるレンズっていうのは使っていて面白く味わい深いですね。
f4.0で。大体どんなレンズでもこの辺りが使い易いところですが、このレンズもいい感じ。
レンズフードは別売りなので、純正の「HS-9」にしました。金属製ですがボタンを押すとワンタッチで取り外し可能なフードです。フードは逆向きにもつけられるので、収納時もコンパクトになり助かります。レンズのデザインは少々古臭い感じですが、金属製のフードが付くことで見た目がかなり良くなりました。このレンズを使っている人には結構オススメです。
今度はモノクロで1枚。f2.0です。モノクロならより積極的にぼかしてもいいかも。ボケの滲み方が好きです。
さて、ずっとニコンの話をしていて…なんですが、名駅で開催中のオリンパスの新製品体験フェア「OLYMPUS Photo Festa 2015」に寄ってみました。新しいE-M5 mark2も高倍率ズームも良さげでした。今回はD600ぶら下げて行ったので、オリンパスの人にはいつもみたいに気さくに話しかけられなかったけど仕方ないか。(嫁さんはE-M1持ってたけど)カメラにレンズに楽しい一日でした。