coleman ランタン 286 の修理

リサイクルショップでみつけたcoleman 286です。ポンプ不良で修理が必要ということで激安になっていました。店員さんいわくポンピングしても圧がかからないということでしたが、試してみると圧はかかるけど、ポンプ部分から抜けてしまう様でした。
じっくりみると問題箇所以外の程度は良さげ。ポンプ不良くらいなら自分で直せるんじゃないかと思い、修理前提で手に入れました。ご存知の方も多いと思いますが、コールマンのランタンのパーツは豊富に出回っています。今でも純正品が簡単に手に入るので、修理にチャレンジするのも敷居は低いです。


ケースは95年でしたがランタンは96年7月でした。96年って最近な気もしますがもう20年以上前のものですね。ちなみにモデル名は286 288と書いてありますが、シングルマントルが286でダブルが288らしいです。ここは共通部品を使っていたということなんでしょうか。


MADE IN USAです。最近の286Aとかだと確かチャイナですよね。たとえこのランタンの様に新しいものでも、USAかどうかは僕の中でかなり重要です。


自宅に持ち帰りバラしてみると少し状況がわかりました。問題の空気圧が抜けるところは多分チェックバルブが原因かなと目星をつけました。

そこで便利なのが車のエンジンコンディショナー(キャブクリーナーでも良いかも)です。チェックバルブを外すためには専用の工具が必要なので、チェックバルブがついたまま直接スプレーで拭いてやりました。スプレーで拭いたら、ポンプをつけてひたすら圧をかけ放置。しばらく経ったらまた同じことを繰り返す。とこれを何度かやっていたら、狙い通り無事空気が抜けなくなりました。やはりチェックバルブの固着で弁が動かなかった様です。
ちなみにこの方法はスプレー本来の使い方ではないので自己責任でお願いします。


ポンプカップは少しだけ痛んでいたので新しいものに交換します。せっかくなので革製にしました。なかなか上質でポンピングも良い感触になりました。

今回問題だった箇所はひととおり直したので、最後は実際に圧をかけた状態で台所用洗剤を希釈した水をスプレーしてバルブをオープン。全体的にエアーの漏れがないかチェックして修理完了です。


そしていよいよ外で点灯チェックです。メンテが必要なものを購入してますから、人がいないところで試します。ポンプ部分は直しましたけど、ジェネレーターはそのままだったので気になっていましたが、何も問題なく点灯し無事復活させることができました。ちょっと感動して、思わずその場で家族とハイタッチしてしまいました。

まぁ新品を買うかメンテ済みを買えば手間はかかりませんけど、修理は楽しいし手をかければ愛着もわきますから、チャレンジしてみてよかったです。(しかも激安だし)これで286が我が家のメインランタンに決定ですね。はやくキャンプに行きたいな。


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