大台ヶ原 東大台 パート2
前回「大台ヶ原 東大台 パート1」からの続きです。
今回は正木峠を超えます。正木峠ではトウヒの立ち枯れが広がり異様な雰囲気を出しています。僕が大台ヶ原に行ってみたいと思ったのは、テレビでこの正木峠の立ち枯れを見て、異様な雰囲気に興味をそそられたのも動機のひとつです。トウヒが枯れてしまった原因は、野生の鹿が樹皮を食べてしまった事や、酸性雨などの問題がある様です。正木峠一帯は段差の小さな階段で整備され、登りを感じさせないほど楽に歩けました。
白い骨の様に立ち枯れた木々が目立ち始めます。
先程登った日出ヶ岳はあんなに遠くに。
おお、徐々に姿が見えてきました。周辺一帯が枯れた木々に。
まるで金属や骨の様です。悲しくて力強い。そんな印象でした。
まさに異様です。ただ実際にこの場所に立ってみると、まるで芸術作品に囲まれている様に感じられたのも不思議。どちらにしてもこの場所の存在感がすごかったです。
この様な場所が10分ほど続きます。大台ヶ原は雨の多い場所です。ガスにまかれでもしたら、この世とあの世の境目みたいな感覚に陥りそう。
最後に振り返って1枚。人生で一度は行っても良い場所だと思いました。
という所でパート2はここまで。パート3をお楽しみに〜。