伊吹山


うちの会社のメンバーとyamadaさんと一緒に滋賀の伊吹山に登ってきました。
伊吹山は2年前に1度登ったので、今回2回目のチャレンジです。1合目・5合目に自販機、山頂に山小屋があり比較的身軽な装備で登れる山ですが、先日の台風6号の土砂崩れによりドライブウェイが通行止めになっている為、山頂の山小屋が休業だったり自販機の補充がされていない可能性があります。今回は念の為、3Lの飲み物とお昼ご飯を背負って登ることにしました。

観光案内所には伊吹山案内の看板があり登山ルートの確認が出来ます。山麓は標高220mとなっており、伊吹山が1377mなので標高差1157mも登る事になります。看板の先きには登山口があります。準備も整い8:20分頃にいよいよ登山開始です。



1合目へと向かいます。1合目への道は林道をつづら折りに登って行きます。この日は登山者が多く長い列になって登っていました。ペースをつかむ前のこのポイントはなかなかハードな所です。そして30分程でやっと1合目へ到着。残念ながら、しんどくて1合目の写真を撮るのを忘れていました。



1合目を過ぎると閉鎖されたスキー場のゲレンデを登って行きます。ゲレンデだけあって1合目からはいきなり開けた場所になります。真夏だけど雲があつく少し歩きやすい天気です。



後ろを振り返ると1合目の小屋がすでに小さくなってきてきます。しかし登り始めてまだ少ししか経っていませんが、この辺りから徐々に調子が悪くなっていきます。いつもは30分程歩くとリズムが出てくるのですが、この日はリズムに乗れないどころか、気持ち悪く調子が出ません。2合目に着く頃にはもう最悪。とにかく3合目前後で少し歩きやすい道になるはずなので、がんばって登り3合目で30分程休憩をとることにしました。
休憩の甲斐あって、しばらく休むと体調も良くなり続けて登る事が出来そうです。この時は正直5合目までも行けないんではないかと思った。水分だけでなくキャラメル・バームなどが効いたようで行動食の大切さを改めて感じた。



5合目に到着。僕の体調が悪く歩くペースがかなり遅かったため、途中でグループが2つに別れてしまいましたが、ここで無事合流することができました。体調も良くなりようやく山を楽しむ余裕が出てきました。自分的にもひと安心です。
5合目ではたくさんの登山者が休憩をしていましたが、ここから山頂までの間は避難小屋しかないので、最後のオアシス的な場所となります。
心配した台風の影響ですが、この日は自販機だけでなく小屋も営業しており、小屋のおじさんの話では山頂の小屋も営業しているという事でした。お昼は持ってきましたが、山小屋が営業していると飲み物の心配をしなくて良いので気楽になります。



6合目を目指して再出発。すでに900m程の高度があります。



2合目あたりのしんどさから解放され順調に高度を稼ぎます。山頂は残念ながら雲がかかってまだ見えません。



振り返ると絶景がひろがります。自分の体だけでここまで登ったのかと思うと嬉しくなります。



徐々に斜度がきつくなってきました。つづら折りに高度を稼ぎます。



高山植物も少しづつ増えてきました。綺麗です。



この辺りから登山道も険しくなりますが、この景色の中で歩くのは気持ちがいい。時折冷たい風が吹き熱い体をクールダウンしてくれます。8合目でちょうど12時を過ぎたので昼食を交え30分ほどの休憩をとりました。



そしていよいよ山頂遊歩道の合流地点へ。多分9合目付近でしょうか。8合目あたりは、なかなか険しい箇所もありましたが、ここまで来ればもう少しです。



雲がかかっているのが少し残念ですが、ここの展望は素晴らしいです。



そして予定より少し遅れ13時過ぎに山頂へ登頂。いや〜疲れた。2合目の頃には今日はここまで登れると思いませんでした。辛かった分だけ登りきった達成感と喜びが大きくひそかに感動していました。



山頂にある日本武尊像。ヤマトタケルノミコトが草薙剣を置いて、伊吹山の神を討ちに行くという古事記や日本書紀の舞台になった場所です。



山頂からの風景。ここを麓から登ったと思うと自分も捨てたもんじゃないな。なんて思ったりして。登った人にしかわからない感動と達成感。



ここが三角点。とりあえずタッチしておきました。



折角なので東遊歩道を途中まで行ってみた。オレたち登りきったぜなオーラを感じる。



そろそろ時間?なので来た道を折り返し山小屋に戻ります。



山頂の山小屋で休憩し、3時頃から下山する事に。後半戦スタートです。



足の負担が大きく、休憩をとりながらゆっくり下山しました。1合目の建物まであと少し。



1合目では伊吹山登山している人にはおなじみのリンちゃんという柴犬が疲れを癒してくれました。

という事で、色々ありましたが19時頃に下山。始めはどうなるかと思いましたが、なんとか無事終えてホッとしました。約11時間の夏山登山は相当ハードでしたが、その分達成感は大きいです。この後、長浜のあねがわ温泉へ移動し、登山の汗を流してから帰宅しました。伊吹山は体力は必要ですが、危険な箇所も少なく気軽に百名山を楽しめる良い山でした。年に1度は行きたくなる所です。



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