茶臼山高原で初キャンプ 1日目

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連休を使って茶臼山高原へ家族でキャンプに行ってきました。
息子(もうすぐ10ヶ月)と初めてのキャンプ。しかもテント泊にチャレンジです。


前日夜中まで仕事で忙しかった為、出発当日の朝にも準備ができておらず、初キャンプなのにバタバタな状態からのスタートとなりました。必要なものは事前に用意はしたものの、初キャンプでしかもテント泊なのでじっくりパッキングしたかったんですけど、ちょっと余裕がありませんでした。

今回のキャンプは今年計画中の霧ヶ峰キャンプの予行練習なので、近場の茶臼山を選びました。茶臼山高原は山頂直前まで車で行けるところで、子供連れやバイク乗りにも人気のスポットです。今回のキャンプ場は普通のテントサイトですが、車はすぐ近くに停められ管理棟もすぐ近くという、練習には最適なところでした。車があるのになぜパッキング?ということになりますが、これも練習のひとつのつもりでした。


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午前11時に名古屋から2時間半程で茶臼山高原の駐車場へ到着しました。雲行きが怪しく小雨が降ったりやんだり微妙な感じです。お客さんも気持ち少なめ。


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キャンプ場のチェックインは3時なので、昼食をとってから茶臼山の目の前にある荻太郎山(1360m)へ登る事にしました。と言ってもゲレンデを歩くだけの往復3km程度で標高差140mの道のりです。この看板は茶臼山への案内ですが、荻太郎山への道は途中で分かれます。ちなみに案内所でハイキングマップを無料でもらえました。


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では毎度おなじみのmacpac ポッサムでスタートです。(廃盤の為リンク先はポッサム2)
今回はゲレンデ歩きなので山歩きとはちょっと違います。


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スタート地点からゲレンデを少しだけ登ると、駐車場と茶臼山の登山口が出てきます。ちなみに荻太郎山はそのままゲレンデを歩いて行きます。(写真の左奥方向)この辺で今回1発目のブヨに刺されました。まだこの時はブヨに悩まされるキャンプになるとは知る由もない。


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しばらく登るとリフト登場。実はゲレンデ下からリフトで上がれるんです。


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そして山頂へ到着。リフトがあるので観光客もいるし自販機もあったり、お山気分は少ないですが観光気分で楽しいです。


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目の前に茶臼山。茶臼山をご神体の様に「恋人の聖地」とやらに認定されていました。正直これいらないんじゃないかと思う。天気が良ければ南アルプスが望めるらしいですが、あいにくの空模様で稜線が分かる程度でした。下りの時間を計算するとキャンプ場のチェックインまで余裕が無いので、少し休憩した後にサクッと降りてキャンプ場へ向かいます。


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今回のキャンプ場は国民休暇村のテントサイトです。サイト料1000円、大人ひとり600円、0歳児は無料、我が家の場合は1泊合計2200円でした。

ちなみに国民休暇村って色んなところにあるんですね。愛知周辺だと伊良湖とか琵琶湖の湖畔とか、あと乗鞍にもありました。キャンプ場でテント持ち込み可の所は料金も安く、他も行ってみたい所がいっぱいありました。子連れの我が家にとってはリーズナブルで環境が揃った良い施設かも。

僕はモンベル会員なんですが、国民休暇村は会員証を見せると特典が受けられます。ワンドリンクサービスか、当施設の有料冊子をいただけるんですが、今回は冊子をいただく事にしました。普段こういう制度はあまり使わないので少し得した気分になります。せっかく会員なんだからもっと積極的に有効活用した方がいいかも。

ちなみにキャンプ場の方は、適度に整備されており使い易いです。このサイトはキャンプ場の出入口で木々の向こうは道路ですが、あまり車が通らなかったからか気にはなりませんでした。トイレはきれいとは言えませんが、ちゃんと使えるトイレでした。トイレットペーパーもちゃんと管理されていました。

天気予報を確認すると夕方に雷雨となっています。天候が荒れるとつらいので急いでテントを張る事にします。しかしテントのフライを掛けた頃から雨が降り始め、あっという間に豪雨になってしまいました。タープも張りたかったので途中まで頑張りましたが、あまりの雨に一次車へ撤退します。

この時気付いたのですが、土砂降りのなか夢中でテントを張っていたからか、雨で防虫スプレーの効果が薄れたのかは分かりませんが、ブヨに手足を9カ所も刺されてしまいました。うわー最悪です。(このブログを書いている2日後の今もまだ腫れてる…)山で半袖短パンだから自業自得っていえばそれまでなんですが、せめて長ズボンにすれば良かったと今は少し後悔しています。

そしてこの後、カミナリも鳴りだし天気予報が的中です。バケツをひっくり返した様な雨にカミナリ、これでは準備ができません。天気予報では夜に回復する事になっているので、割り切って先に風呂に入りにいく事にしました。豪雨時の写真は撮る余裕が無かったので一枚も残っていませんでした…残念。

ちなみに茶臼山の国民休暇村はキャンプ場とは別の場所にホテルがありそこでお風呂に入れます。(有料)このホテルにはキッズルームとお風呂にベビーベッドがあり、小さな子供がいる家族には嬉しい設備がありました。これがキッズルームか…というちょっと寂しげなものでしたが、夫婦で順番にお風呂に入ったので、待っている間の子供の遊び場としては充分でした。
当日の朝にバタバタと準備をしたからか、お風呂の時にパンツの替えを忘れた事に気がつきました。登山ならまだしも普通のキャンプで…とへこみましたが、まぁ気にしない様にして2日間同じパンツで過ごしました。苦笑

そしてお風呂を終える頃には雨も上がってきたので、キャンプ場へと戻り準備の続きを進める事にします。


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テントは設営済みなので大丈夫でしたが、タープは張る途中だったので敷物と一緒にズブ濡れで泥まみれになっていました。ちょっと酷かったので水場で洗い流し、水気を切って再セッティングします。


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今回初テント泊とあって山グッズを沢山揃えましたが、モンベルのクラッシャブル ランタンシェードはかなり使えました。僕はこれとヘッデンがあればランタンは必要ありませんでした。


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さて夜も7時を過ぎお腹も減ったのでご飯にします。周りのキャンパーさんは豪華な食事でしたが、我が家はアルファ米とカップラーメンですませ…ようと思ったのですが、子供がお腹が減ってグズリだしたので、結局アルファ米だけ食べて終了となりました。
外では子供を抱いていないといけないので汁物は食べにくいです。夫婦で交代で食べれば良いですが、お湯を沸かす手間を考えると微妙な気もしますし、何より一緒にご飯をとる事ができません。個人的には子供がもう少し大きくなるまで汁物は辞めておこうと思いました。やはり子供が小さいうちは、手で持てるおにぎりやパンが楽だと思います。


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夕食後は何もする事が無くなりiPhoneの電池も力つき、のんびりとした贅沢な時間に。息子も普段より穏やかに寝てくれてひと安心です。今回のキャンプで心配だった事のひとつが、息子が寝る時に泣いて周りに迷惑をかけないかという事だったのですが、こちらは取り越し苦労となりました。というか普段よりぐずらなかったのは不思議でした。日頃から山歩きや外遊びをやっているので、興奮する事もなく終始ごきげんだったのも良かった。やはり普段はインドアでいきなりのキャンプだったら息子の反応も違っていたのかもしれないので、準備って大事なんだと思いました。息子よ空気を読んでくれてありがとう。

そして僕も22時くらいに寝ました。さて、二人用のテントに家族三人寝れたのか、寝袋は快適だったのか、などなど…詳細は次回に続きます。

その後の「茶臼山高原で初キャンプ 2日目」はこちらから。


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