不思議なめし袋でお米を炊いてみた
登山やキャンプなどで、美味しいご飯(お米)を食べたい人って多いと思います。やっぱり日本人ならお米ですよね。そんな人にオススメなのが「不思議なめし袋」。これを使い前回のキャンプでお米を炊いてみましたが、手軽で美味しかったのでご紹介します。
このポリエステルの不織布にお米を入れます。
お米を入れて付属の竹串をセット。今回お米の量は2/3合にしました。お米は研がなくてもOKですが、一度試して味が気になる人は事前に研ぐか無洗米を使うと良いと思います。
沸騰したお湯で20分煮ます。お米が水分を吸うのでお湯が減ったら注ぎ足します。フタをせずに炊けるので水の量が分かりやすく、噴きこぼれにくくて助かります。研がなくていいと言った理由は、米ぬかは袋の外に出てから膨らむ為、お米側(袋の中身)には戻らない仕組みらしいです。まさに不思議袋。
20分煮たら今度は5〜10分蒸らします。蒸らしの時間は好みらしいです。今回は2人分を一気に作ったのでお米が膨らんでパンパンになりました。2/3合を2食分作るにはコッヘルが小さかったのかも。
以上で完了です。びっくりするくらい簡単なのにちゃんと炊きあがりました。袋がパンパンになってしまったので、少しだけお米が潰れた様な所もありますが、味は普通に美味しいお米です。しかも普通のお米を磨がずに使ったのに、米ぬかの匂いも気になりません。
今回は一気に2人分作りましたが、お米の炊き方を考えるとお米の粒が対流しないといけないらしいので、水を少し多めにして米を1/2合にすると、さらに美味しく炊きあがるのかもしれません。外でお米を炊きたい人やアルファ米に馴染めない人には、手軽に白米が食べられる便利アイテムだと思います。多少の炊きあがりの差はあっても、失敗して食べられないという事は無さそうです。
ちなみに今回はカレーにしました。レトルトカレーでもご飯が美味しいと食がすすみます。大変美味しくいただきました。
家でこの袋にお米を入れて竹串を指した状態でジップロックか何かで持っていけば、食事毎に取り出して煮るだけでOKです。なんて手軽なんでしょうか。お米好きの方にはオススメのアイテムです。