春日井三山
久しぶりにひとりで山歩きに行ってきました。17時までに帰らなくてはいけなかったので、迷った結果いつもの春日井の山に行ってきました。今回は道樹山-大谷山-弥勒山を経由して歩きます。車は緑化植物園の前にある無料の駐車場に停めましたが、道樹山から登るので細野キャンプ場まで1kmほど車道を歩きます。
今回のカメラはE-M1に「SMC Takumar 28mm f.3.5」「Nokton classic 40mm f1.4 MC」「 Super Multi Coated Takumar 135mm f3.5」の3本です。135mmのタクマーは前日にジャンクコーナーで拾ってきた2000円のレンズですが、いったいどんな描写になるのでしょうか。
ちなみに行く前までは「今回はMF単焦点レンズでモノクロで行こう」と決めていたのですが、綺麗な花をみつけ最初からカラーで撮ってしまいました。まぁ僕のこだわりなんてこんなものですが、その後も「やっぱりモノクロ…やっぱりカラー…」と、ブレブレなので今回はモノクロとカラーが混在してしまいました。Raw+jpg撮りをしたので、現像でカラーにもモノクロにも直せるんですけど、迷った結果をそのまま使おうということで、迷いっぷりもさらけ出し全て撮って出しのjpgを使っています。レンズはノクトン40mmでスタート。
池のほとりを歩きます。
道端に綺麗な花が咲いていました。子供のころに「道草を食わずに帰りなさい」なんて言われましたが、この歳になると「こういう時間って大切だよな」なんて感じたりします。
田畑が綺麗だなということで、SMCタクマー135mmで。なかなか良く写ります。
f3.5と暗いレンズですが十分使えそうです。
ノクトン40mmに戻してパチリ。
立派なお花畑。誰かが管理しているのかな。
写真を撮りながらのんびり歩いていると細野キャンプ場に到着。登山口はトイレ脇と川沿いの2箇所ありますが、どちらから行っても途中で合流します。僕はトイレ脇の登山口から登りました。山歩きスタートです。
モノクロ写真の登山道って伝わりづらい…しかも絵的にも変化がない…山歩きには向かないかも。
やっぱりカラーの方が伝わりやすい。
道樹山は日当りが悪く風も抜けないので、数日前の雨が残っていました。このルートは、ところどころ岩肌があり苔もはえているので結構滑ります。雨の後は要注意。
川沿いコースとの合流点。登山口からそれほど進んでいませんが、勾配がきついし風が抜けないので、すでに汗だく状態。
岩場以外は整備されており歩きやすい。
秋口ですが陽に当たるとまだまだ暑い。
登りが続きます。
1時間ほど登ると少し開けた広場にでました。山頂まであと少しです。
モノクロだったりカラーだったり、全然まとまりが無い。
そして道樹山に到着。急登で一気に429mを登りました。何年か前にきた時は35度越えの真夏日だったので、その時に比べたら随分と楽でした。といっても普段子供を背負っているので、もう少し軽くこなせるかと思いましたが、予想以上に汗をかき息も上がりました。そんなに甘くは無い様です。
弥勒山までは45分。ここからは大谷山を経由して弥勒山に向かいます。しばらく歩いていると後ろから来たおじさんに声を掛けられ、雑談しながら大谷山までご一緒しました。この方は週2のペースで登られているらしく、近辺の山情報などを色々と教えていただきました。「これからの時期は鳩吹山良いよ」という事を聞いたので、また今度行ってみようと思います。
そうこうしているうちに、あっという間に大谷山に到着。ここでもお茶休憩がてら雑談の続きを…と思ったら、おじさんの知り合いの方がみえたので、僕はここで失礼しますとお別れしました。たまに一人で歩くと同じく一人で歩いている人と会話したりして、それが案外良い思い出になったりします。僕は基本的に人見知りなんですが、「挨拶を交わしたり」「休憩の時だけ会話したり」など、山ならではの短時間だけ交わる交流って案外好きかもしれません。そうそう、ノクトンの40mmだとE-M1では画角が狭いので、ここからSMCタクマー28mmに変えました。
大谷山を後にして、弥勒山へ向かいます。展望はありませんが、のんびり稜線歩きです。
最後のひと踏ん張りで階段を上ると。
弥勒山に到着。山日和ということもあって大勢の方が山頂にいました。この時期になると低山でも山頂は涼しく最高でした。
残念ながら景色は霞んでいて微妙。
SMCタクマー135mmで三角点をパチリ。さすが35mm換算270mm、圧縮効果が出ています。
このレンズ良いですね。使いやすいし写りもなかなかです。
2000円でこれだけ写れば文句無しです。
この様に写真を撮りながらお昼休憩で11時半から1時間ほど山頂で過ごしていました。まさか僕がこの山頂にいる同時刻に御嶽山が噴火しているとは思いもよらず、下山後にビックリしました。現在も被害は拡大している様で大変悲しく思います。どうかひとりでも多くの方が助かる様に願っています。
お昼休憩をすませ続きを歩きます。今までは弥勒山へ登頂したらピストンで戻っていたのですが、今回はその先へ行き周回して戻ります。レンズはこの辺りでノクトン40mmに戻しました。
数分歩くと看板が出てきました。このルートで下山します。
こちらも整備されていて大変歩きやすい道でした。
30分ほど下ると砂利道に出ました。地図ではこの砂利道を横断し再び山道へ入れるはずでしたが、ルートが見つからず諦めて砂利道で帰ることに…。
砂利道を下ると見晴し台に着きました。山頂のにぎわいが嘘の様に誰もいません。山頂を後にしてからここまで誰にも合っていないので、山の西側は人気がないのかもしれません。
確かこの辺りは数年前に崩落して道が無くなっていたはずですが、綺麗に元通りになっていました。人間の力はすごい。
そしてゴールの道路が見えてきました。どんなコースでも怪我無く下りるとほっと一息。今回もいい山歩きができました。
写真メインで撮り歩いていたので、短いコースながらもたくさん写真を撮りましたが、モノクロだったりカラーだったりと、自分でやっておきながらまとまりの無さは酷いです。汗
まぁ登山で使うレンズの画角も含めて色々と勉強にもなったので、これはこれで意味はあったのかなと思う様にします。次は機会があれば鳩吹山でも行こうかな。まぁ予定は未定ですが。