猿投山
秋の紅葉を見に友達と家族の計5人で猿投山に行ってきました。猿投山は629mで名古屋からも車で1時間弱、日帰りするには丁度良い山なので以前から気になっていました。今回は猿投神社近くの登山者用駐車場に車を止めて御門杉からピストンで登ります。
子供を背負って登るのは約2ヶ月ぶりになりますが、先日息子の体重が14kgを超えたので、ポッサムや荷物を含めると総重量は20kg近くあると思います。僕がこの重さに耐えられるのか登りだすまでは超不安でした。ということで、不安を抱えながらも、初めての猿投山そして紅葉登山にワクワクしながらのスタートです。
登る前に登山者用駐車場の近くにある猿投神社でお参りしてきました。歴史がありそうな立派な神社で、すでに紅葉が綺麗でした。以前こちらのお守りをいただいたので、旅の安全祈願とお礼参りをしました。
お参りも済ませ、いよいよスタートです。ですが、まずは登山口まで車道を歩きます。この車道が微妙に長い…まぁ朝のウォーミングアップには丁度良い距離です。
途中こんな落書きが。やりたいことはわかるけど、落書きはねだめだよね…。まぁ昔からあるんでしょうけど。
しばらく歩くと水車がありました。
こちらが登山口。駐車場から車道を20分ほど歩いたと思います。いよいよここからが登山のスタート、最初は階段から始まります。
嫁さんは家族3人分の昼食の用意と子供の荷物を持っているので、38Lのザックでもパンパンでした。日帰りとは思えない荷物の多さ。
しばらく道なりに登っていくと、僕と同じように子供を背負ったグループに遭遇しました。子供を背負いながらあのスピードはすごい。ぼくも体力つけないと。
途中の休憩所で一服。
息子はすでに爆睡。結局登山口から山頂付近までずっと寝ていました。
お目当の紅葉は…すごく綺麗です。
階段だけどなかなかの傾斜。呼吸を整えながらもヒーヒー言いながら登りました。
展望台?見晴台?名前は忘れましたが、展望が開けました。解放感バッチリで絶景です。
山全体というわけでなないですが、歩いていると要所要所で美しい紅葉が楽しめました。赤・黄色・黄緑と綺麗です。手が届きそうな登山道のすぐそばで紅葉が楽しめるのも、この時期の魅力のひとつかな。
そして東の宮の鳥居に着きました。山頂まではあと少しです。鳥居のすぐ近くにトイレがありますが、どれも詰まっていて全滅だったので、ここは期待しないほうがいいと思います。
葉っぱが光を受けてキラキラしていました。息子風に言うとティラティラ。下山時には息子がお星様の歌(キラキラひかる夜空の星よ〜)を歌っていました。息子には星の様にキラキラ見えたのかもしれません。
山頂まであと少しです。嫁さんもがんばる。
今回のカメラはFUJIFILMのXF1です。ベルビアで撮ってますが、さすが発色は最高に綺麗です。
木々の隙間から御嶽山が噴煙を上げている様子が見えたのですが…残念ながらこの写真では伝わらないみたい。
カエル岩でパチリ。でも書いちゃダメだろ。ちなみに逆から見るともう少しカエルに見えます。
そしてついに猿投山登頂。山頂は多くの人で賑わっていました。人気の山なんですね。沢山ベンチもありましたが、いい場所はほとんど埋まっていました。さすがにこの時期の山頂は寒かったですが、道中はあまり展望が利かないので、気候がよければここでのんびりしたくなります。
コースタイム2時間ですが、休憩入れて2時間40分だったので、息子を背負いながらとするとかなり理想的なペースだったんじゃないでしょうか。
山頂でしばらく休憩したのち、東の宮まで戻り昼食としました。
この頃には息子も起きて「まんま、まんま」とご飯を要求。ずっと寝てたのに腹が減るのは一番早い様です。今回はレトルトでカレーを作りましたが、ご飯が失敗しました。いっそのことカレーとご飯を一緒に煮詰めて、ドライカレーみたくした方が美味しかったかも。
昼食を済ませたあとは下山です。20kg近くを背負っていたせいか、かなり足にきていて下山はキツかったです。それでも1時間半で降りた様なのでこちらもコースタイム的にはいい感じだと思います。コースタイムはあくまでも目安ですが、自分の体調や体力の具合を知るにはいい判断になります。
ということで、今回はここで終了となります。久しぶりのメンバーと登れてとても楽しい山になりました。猿投山はよく整備されているし、名古屋圏からなら前日の夜に思い立っても、日帰りで楽しめる山だと思います。ここはお気に入りになりそう。またソロで身軽にサクッと行ってみようかな。