オリジナルのデスビ 復活計画
先日手に入れたオリジナルのデスビですが、その後乗ると調子を崩すようになりました。アイドリングは良くても走ると調子が出ません。キャブをいじり良い所を探そうとしましたが調子は上がらず、仕方なく一旦009に戻していました。
調子が上がらない原因は、オリジナルではない謎の進角バネだと分かっていましたので、最悪バネが見つからなければ、しばらくお蔵入りかなと思っていました。
しかし先週末のvw autumnのスワップミートで、奇跡のように同じ205Tのジャンクを発見しました。しかもオリジナルのパーツがついており、バネだけでなくローター、キャップ、バキューム、さらには手入れをすればデスビ本体も使えそうです。コンデンサーだけ断線していましたが、配線を直せばまだ使えるかもしれません。しかも本当に安かったので、店員さんに「この金額で合ってますか?」「安く無いですか?」と聞いてしまう程でした。笑
家に帰って早速合体。当たり前ですが、問題なく収まりました。しかしバキュームのバネは強いですね。遠心進角の009より相当硬いバネでした。今回使わない残りのパーツはそのままストックとして保管しておきます。
そして再度デスビを交換しました。
見た目が純正に近づくことで、自己満足度が数段アップします。
バキュームユニットは後から手に入れたものの方が綺麗だったのですが、とりあえず機能的に問題無いのでそのまま使いました。うーん、この余裕が嬉しい。
肝心の走りは文句なしに良くなりました。やはりバネの影響だったようです。もちろん009も全然悪く無いんですが、バキュームの方が低速時にスムーズで乗りやすくなった気がします。後はとにかく純正の乗り味に近づいたってのが良いですね。
こうなってくると、色々とオリジナルに戻していきたい欲が上がってきます。同じエンジンルーム周りだと、キャブや燃料ポンプがリプロなので、良い物がお安く手に入ればと思ったりします。ただし燃料系なので、新しくても安心感を求めたい気もします。正直迷いどころですが、特に燃料ポンプは見た目も随分変わりますから気になります。
オリジナルに戻しながら理想に近づけていくのも古い車の楽しみですから、僕の長期プロジェクトのひとつとして、これからもお値打ちな純正パーツを探しながら、少しずつ手を入れていこうと思います。