BONDICでヘッドライナーの補修跡をミルクペイントで仕上げました
破ってしまったヘッドライナーを前回BONDICで補修しました。BONDICは専用の光で硬化する液体プラスチックといったものです。ボンドとは違い硬化するときに接着するだけでなく、プラスチックとして盛ることができるので、欠損した部分などの補修もできる優れものです。
今回はBONDICの補修跡をペイントして目立たない様に仕上げます。
ペイントはターナーのミルクペイントを使いました。こちらのミルクペイントはミルク原料を利用した塗料で、水性なので非常に取り扱いが楽です。元々は木材などに利用する塗料ですが、失敗してもすぐに濡れ雑巾などで拭き取れば簡単に落とせるので、素人にはとっても使いやすいです。
湿気には弱いらしいですが、乾けば耐水性も出るのでヘッドライナーぐらいなら大丈夫だろうという判断ですが、どれくらいの期間保つのか分かりませんので、もし同じ用途で使う場合は自己責任でお願いします?
写真では色々並べて色合わせしましたが、結果的には、「ヘンプベージュ」に「スノーホワイト」を混ぜて2色だけで調整しました。
ヘッドライナーということで頭上なため影が出たりして色目が分かり辛いです。
マスキングテープに塗りながら近い色を作りました。
BONDICで仕上げた部分はペーパーを掛けてしっかりタッチアップしましたが、周りとなじませる部分は希釈割合を多めにした塗料をスポンジにつけて、トントンと馴染ませました。ここまでくると、やってしまった事はショックでしたが、作業自体は楽しくなってきました。
そして完成。BODICで盛ったところはもっと削ってもいいのですが、せっかく付けたところが外れても嫌なので、ペイント用に表面を平すだけにしました。ヘッドライナー自体の中身があればしっかり削れるので、シートの補修等ならもっと綺麗に出来そうです。
写真に撮って見れば分かりますけど、車内にいてもパッと見は気にならない程度になったので、少し安心しました。一時期はどうなるかと思いましたから…。
作業は慎重・丁寧にやらないとダメですね。今回はヘッドラーナーでしたが、不注意は怪我につながったりするので、もっと気を引き締めて取り掛かろうと思います。