デントリペアの続き
前回のリペアの続きです。
まだヘコミが結構残っています。しかし手持ちの道具での修理に少し限界を感じたので、思い切ってリペア用の工具を買ってみました。
鉄の棒は先端で裏からヘコミ部分をクイクイっと押すためのもので、オレンジの鉄の杭と先端のツールは、裏から押した時にプチっと表に出る塗装面を慣らしていく道具です。
とういことで、早速再チャレンジしてみました。
このリペア道具が優れもので、ヘコミの大きい部分に裏から当てがいテコの原理で押すのですが、ボディーの反射をみながら慎重に少しづつ調整する事で細かい修正が可能でした。この作業もあらかじめボディを温めておくと作業しやすいと思います。
ヘコミが戻る時にプチプチと表に小さな吹き出物みたいなものが出たので、このツールを使いゴムハンマーで慣らしながら作業しました。このツールは色々な種類の先端に取り換え可能なので、状況に合わせて付け替えながら調整しました。
ある程度ヘコミが戻せました。正直ここまで戻せるとは思いませんでした。この道具を買って良かった。あとは吹き出物を潰す作業かなと…。
吹き出物を叩く前に、ボディーラインを見るために確認用でワックスを塗ったのですが、ワックスをウエスで拭きあげたらパリパリと細かく塗装が割れてしまいました。あぁぁぁ…。
塗装面がプチプチと荒れ、さらに細かく割れたので、2000番のペーパーで軽く水研ぎして、仕上げ用のコンパウンドで仕上げ直しました。実は僕のビートルは塗装がかなり日焼けしているので、ペーパーをかけたら元の色が出てきてます。やりすぎると色が変わるので、、荒れが整う程度に軽く仕上げておきました。
まあ、最後の塗装は少し残念でしたが、フェンダーのヘコミはかなり良くなりました。結果的にはチャレンジして良かったです。もっとこだわれば綺麗になるんでしょうけど、ひとまず今回はこんな感じで満足しておきます。
しばらく過ごして気になるようなら、塗料作ってレタッチするかな。まあ他の場所も割れているところや飛び石の跡は沢山あるので、今更なんですけどね。
修正前。この状態と比べたら今回の作業は大成功ではないでしょうか。