バナゴンのリアハブベアリングのガタ
以前フロントのハブベアリングを交換しましたが、先日リアにもガタが出てきていると指摘を受けたため、パーツを手配して交換してもらうことになりました。
空冷バナゴンのリアハブベアリングは、IRSのレイトバスと共通パーツの様で、入手自体は比較的簡単です。
早速パーツを海外から取り寄せましたが、届いたパーツを確認すると、シールとアウターベアリングはドイツメーカーのドイツ製でしたが、インナーベアリングだけドイツメーカーの韓国製でした。買ったお店ではGermanyの記載があったのですが、made inとは書いていなかったので嘘ではないです。でも少しハズレた気分。
自分の経験で韓国製だからダメということではないですが、やはり頻繁に交換しないパーツなことと作業も大変らしいので、ここは大事をとって代わりのものを探すことに。
ということで、今回は国産のNTNで代用することにしました。フロントでもNTNを使っていて問題ないことと、NOSのドイツ製もまだある様ですが、価格が高いので辞めておきました。
ベアリングは規格で型番が決まっているようで、今回のバナゴンのリアハブベアリングのインナーは「6207」になります。「6207」にも種類があって、海外では「6207」を取り扱っているショップもあれば「6207 C3」を取り扱っているショップもあるみたいです。
最初に届いた韓国製は「6207-J」でしたので、vwのパーツナンバー「211501287」と合わせてベアリングメーカーで型番を調べた結果、今回は「6207 C3」を使ってみることにしようと思います。
ちなみに、この「C3」が有る無しの違いは、内部隙間の違いらしく、「C3」の方が隙間が多く「CN(無印)」より荷重がかかるケースで利用されるものらしいです。ベアリングが熱で膨張した時にも耐えられる様に隙間が多めになっているとか。
まあ細かいことは分かりませんけど、車レベルなら正直どちらでも良いのかもしれません。気になったので調べてみましたレベルのものです。ちなみに「C3」は対象が鉄道車両なども含まれていたので、かなりの荷重にも耐えられる設計なのかもしれません。バナゴンは荷物をたくさん積むので「C3」なのかもですね。ちなみに同じベアリングを使っているランクルも「C3」でしたから、荷重がかかる車や過酷な使用が想定される車は「C3」なのかもしれません。
先日のオイル漏れの件と合わせて、近々修理予定です。