ホイールのハブベアリングからの異音
スピードメーターケーブルを交換してから「ピヨピヨピヨ」と左前タイヤ付近から異音がしていたのですが、日が経つにつれ音が大きくなり、道行く人が振り返る程になってきました。気になって調べたところ、何故かケーブルのカバーの一部がなくなっています…一体何が起こったんだろう。(ちなみに緑の紐はケーブルを差し変える時に使ったものなので、運転時には付いていません)
心配になってジャッキアップしてみると、左前タイヤだけやけに重い。しかも回すと「キュッ・キュッ・キュッ」と音がなっています。音の出所は間違いなし、そこでグリスカバーをこじって開けハブベアリングを確認してみたところ、なんとグリスが真っ黒で墨みたいな感じにボソボソになっていました。これじゃあグリスとしての役割を果たしていない…何故こうなったかは分かりませんが、ケーブルカバーの欠損部分がグリスに練りこまれた様な感じです。
これはさすがに無視できないので、お店にアドバイスをいただき、ハブベアリングにグリスを入れることにしました。そこで今回購入したのは「Omega 57 ハブベアリング用 極圧グリス 100gチューブ」です。少々高かったのですが、評判良く性能が高そうなこと、少量で買えること、あとはamazonですぐに届くといった理由から選びました。
最初はハブベアリングを外さず対応しようと思っていたのですが、簡単に外すことができたのでアウターのハブベアリングを取り外し、ゴミ化したグリスを取り除きます。見たところハブベアリングにはダメージは無さそうなので、オメガのグリスをたっぷりヌリヌリして元の場所に戻します。作業は簡単でしたが、初めての作業だったので少しドキドキしました。
タイヤを回して確認すると、異音は無くなり以前より体感できるほど空転がスムーズになりました。いいグリスを入れたので良く感じているだけかもしれませんが。あとはスピードメーターケーブルを再度新調して付け直し、これにて一件落着となりました。
2週間おきぐらいに何かしらのトラブルが発生し、嫁さんにもお店にも「さわりすぎじゃない?」と言われてしまいました。まぁ今回は僕の整備ミスかもしれませんが、これも空冷vwの楽しみのひとつだし…安全第一でマイペースにやってきます。ちなみにオメガのグリスがすごく気に入ったので、そのうち右前タイヤのハブベアリングにも使ってみたいと思っています(あんまり懲りていない?)