ビートル エンジン修理の続き シリンダーヘッドが見つからない!
シリンダーヘッド交換の続編です。
前回修理の目処が立ったと書きましたが、代わりヘッドを詳しく調べてもらったところ、残念ながら左右ともクラックが見つかり、利用することが出来なくなってしまいました。そこで代わりのパーツを探しますが、普段利用するFlat4やビートルハウスなどのパーツ屋さんにも無いため、お店の伝手で他店でヘッドを持っていないか探してもらうことになりました。
type-1の1500cc シングルポートは67-70の期間だけ使われており製造期間が短いこと、高年式はあまり大事にされてこなかった歴史などあり、ほとんど見つからないか見つかってもNOSでかなり高価な代物でした。最悪見つからない場合「お店にある活きたエンジンをバラしてパーツ取りするか、海外からヘッドを輸入するか、またはデュアルポートにするか」しかなさそうです。と話していたところ、お店のルートで1点だけ手に入ることになりました。
当初は左右ともヘッド交換する予定でしたが、パーツも無いし壊れていない方はまだ使えるから続行することになりました。どちらしても左右バラしてもらっているので、組み直せばオイル漏れも大丈夫だろうということです。途中パーツが無いという困った状況になりましたが、お店でパーツを探してもらってなんとか、現状のスペック維持で修理の目処が立ちました。良かった〜。
それにしても新品の1500cc シングルポートのヘッドは全然見つかりませんでした。といっても海外だとあるんですけど、輸入すると高くつくし信憑性も?な場合もあります。空冷ビートルはリプロでよければほとんどのパーツが手に入るため油断していました。パーツ屋さん、是非1500ccシングルポートのヘッドも手に入る様にしてもらえると嬉しいです。こんなことを経験すると、自分の車のパーツを見つけたら溜め込みたくなりそう。