デッキリッド スタンドオフを自作してみる
夏も終わりのこの時期に?と思われる方もいるかもしれませんが、デッキリッドスタンドオフの自作にチャレンジしてみました。このデッキリッドスタンドオフというのは、エンジンフードの下に隙間を作るパーツで、エンジンの冷却効果を高めるものです。空冷エンジンのビートルには夏場のヒートは大敵なので取り付ける方も多いと思います。
このパーツはFlat4でも67までの取り扱いはありますが、68以降の年代は用意されていません。ビンテージスピードにはありますが、5000円位しますから高価に感じます。そこで自作しようとチャレンジを始めたのが今年の5月頃でしょうか。一度ホームセンターでパーツを買ってきたのですが、全然うまくいかず挫折しました。ということで実は2度目のチャレンジです。計画してから失敗していますから時間が経ってしまったという訳です。
ざっくりですが各所の寸法を測ってホームセンターで部品を買出ししました。
今回購入したのは、
・1mm厚の幅16mmステー用金具を1個
・2mm厚の幅16mmステー用金具を1個
・M6 x 20mm のボルト+ナットを1個
・M5 x 10mm のボルト+ナットを2個
曲げの工具がないので手曲げできる金具を選んだ代わりに、2つ組み合わせて強度を出しました。
こんな感じにあてがいながら微調整しました。適度に角度をつけて微調整しロックできる様にします。
しかしここで問題発生。金具の幅(16mm)が狭すぎて、金具が横揺れすると簡単にフードのロックが外れてしまいます。ボルトで固定するので取れる事は無いと思いますが、ロックが外れると衝撃でフードが弾むので危険だし傷もつきそう。このパーツに金具を付け足せば何とかなりそうですが、できればシンプルにしたいので、もう少し考える必要がありそうです。
実は昔に金属のブレーキ加工の仕事をしていたので、機械とボール盤があれば1枚の板で簡単に出来ると思うのです。でも機械がないと手が出ない。やはり曲げの工具なり何かがないと難しいのかな。とりあえずチャレンジ2回目も失敗でした。残念。