アイシング対策でエアクリのフラップをいじってみる
寒くなりアイシングが気になる季節になってきました。
アイシングには昨年も結構悩まされていて、苦肉の策で予備暖気(アイシングが起こり出したら一旦エンジンを停止し、温まるのを待ってから再始動)ということをおこなっていました。でも朝から時間がかかったりあまりベストな対策ではないので良い方法があれば…と思っていました。
そんな時、Flat4さんの記事で対策方法を見つけました。FLAT4 VWクイズNo.113の答え(http://blog.livedoor.jp/flat4_vw/archives/52640473.html)なんですが、ここに年式毎に細かくプレヒートホースの役割などが説明されています。
68の場合、サーモスタッドからフラップにケーブルが連結されていて、エンジンの温まり具合で開閉する様です。しかし僕のビートルにはケーブルが繋がれていないため、寒くてもウォームエアーが出ていなかったということになります。
ということで、少し手間ですが暖気している時だけ、写真の様にフラップを手で切り替えてウォームエアーを送ってみました。するといつもアイシングするタイミングを乗り越え、見事に暖気終了してアイドリングが落ち着きました。
アイドリングが落ち始めた時に切り替え、落ち着いたら戻したので、時間的には30秒ほどですが効果は絶大でした。ひとまずこれでしばらく乗り切れそうなので、針金でフックか何かを作って抑えられる様にしよと思います。(サーモスタッドとかケーブルとかややこしいので手は出しません…汗)
というか、こんなの当たり前な情報なんでしょうかね…。前に乗っていたビートルはウェーバーのシングルキャブをつけていたので、標準のエアクリは初めてで機構的に全然分からなかったのですが、今回の情報でやっとスッキリ出来ました。
標準のエアクリでアイシングに悩んでいる人は、この辺りを確認してみると良さそうですね。ちなみにウォームエアー側に切り替えたまま忘れて走ると、熱い空気が送られ続けてヒート気味になるといけないので気をつけてください。